「ぼっち」と「集団」:バッタが引き起こす性格の変化と蝗害の真実
この記事では、ぼっちで過ごす時間と集団行動の中での性格の変化について興味深い視点が紹介されています。特に、個々の心理状態が環境や状況にどれだけ影響を受けるかがよく分かります。このような現象は私たちの日常生活でも感じられることが多いので、多くの人に共感される内容だと思います。
目次
世界の「蝗害」の歴史
パリピと化したバッタの大集団が大挙してやってきて農作物を食い尽くしてしまうことを「蝗害」と呼んでいます。一度やってくると防ぎようがなく、丸坊主になっていく作物を見ているしかない状態は、飢饉も引き起こすような大災害として、発生した国々で記録されてきました。


ぼっち好きだったバッタがパリピに豹変する理由
では、元々おとなしくて単独で生きているバッタが、どうして突然大集団になって長距離を移動し、各地に被害を与えるようになるのでしょうか。 2020年、アフリカでバッタが大発生した時の状況を見てみましょう。 この時の原因は、2018年、2019年にアラビア半島からアフリカ東部を襲ったサイクロンだと考えられています。 サイクロンによって砂漠に普段はないような雨がもたらされた結果、植物がたくさん育ちました。 その恩恵を受け、バッタが大量に増えたと考えられています。




https://www.jircas.go.jp/ja/program/program_b/desert-locustライター百田昌代: 女子美術大学芸術学部絵画科卒。日本画を専攻、伝統素材と現代素材の比較とミクストメディアの実践を行う。芸術以外の興味は科学的視点に基づいた食材・食品の考察、生物、地質、宇宙。日本食肉科学会、日本フードアナリスト協会、スパイスコーディネーター協会会員。編集者海沼 賢: 大学では電気電子工学、大学院では知識科学を専攻。科学進歩と共に分断されがちな分野間交流の場、一般の人々が科学知識とふれあう場の創出を目指しています。

(出典 news.nicovideo.jp)
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