『FF16』の批評に対する厳しい意見が続出!ファンの期待とのギャップとは?

「FF16はキャラクターの魅力が薄い」という批判が目立ちますが、私はストーリーの中でキャラクターたちの成長や葛藤が描かれていて、彼らに感情移入できました。もちろん好みの問題もあるかと思いますが、私は彼らの人間味に魅了されました。

この記事は、Yahoo!ニュース個人に7月30日に掲載された「ヒットした大作「FF16」 厳しい意見が目立つ なぜ」に、編集を加えて転載したものです(無断転載禁止)。 【画像を見る】「FF16」の迫力ある戦闘シーンと美しいグラフィックの詳細(全5枚)  スクウェア・エニックスの人気ゲームファイナルファンタジー(FF)16』(PS5)の発売から1カ月が経ちました。世界出荷数は300万本と結果は出したものの、一部の報道では売れ行きが低調というニュアンスで報じられました。またゲーム内容についても、ネットでは厳しい意見をよく見かけます。なぜ厳しい目で見られるのか。背景を考えてみます。 ●FF16を構成する4本の柱  FFシリーズは、魔法のあるファンタジー世界を舞台に、仲間たちと力を合わせて冒険をするRPGです。日本を代表するゲームの一つといっても差し支えないでしょう。  とはいえ、FFはエッジが効いているゲームでもあります。最新作のFF16について「知らない人にも理解できるよう、見どころと、ストーリーについて分かりやすく教えて」とスクウェア・エニックスに問い合わせると、回答が来ました。 FF16を構成するのは、「ストーリー」「キャラクター」「グラフィック」「バトルシステム」という4本の柱です。 FF16ストーリーは、シリーズの原点ともいえるファンタジーの世界を舞台に、複雑な思惑やさまざまな価値観が交錯する重厚な物語が展開していきます。ヴァリスゼアという大陸の中でマザークリスタルの下に国が形成されていきました。現代風に言うとマザークリスタルが油田にあたります。マザークリスタルは、魔法を生み出すエーテルを産出する場所で、そこにそれぞれ国ができ、栄えていきました。ところが、マザークリスタルから放出されているエーテルが枯渇し出すという状況になり、いままでは均衡を保っていた国同士が、他国のマザークリスタルに手を出し争いが始まります。 本作の主人公クライヴ・ロズフィールド。彼の少年期、青年期、壮年期という3つの時代を通じて、壮大な物語が展開します。少年期に起きた悲劇的な事件から、彼は弟を殺した存在を追う復讐者として生きていますが、やがて世界を知り、人々との出会いから自身が信じる正義のもとに、マザークリスタルの破壊を掲げ、世界の秩序に立ち向かっていくことになります。 グラフィック面では、PS5の性能を最大限に活かし、壮大なファンタジーの世界でありながらリアリティーのある緻密な映像を描き出しています。そして、ローディングを一切排除し、物語とバトルがシームレスに展開し、まるで超大作映画を自らの手で操作しているような感覚を体験していただくことができます。 そして、本作の鍵となる「召喚獣」をテーマにしたバトルシステムにもご注目いただきたいです。巨大な召喚獣同士が激突する「召喚獣合戦」、主人公クライヴが多彩な召喚獣の力を駆使し戦う「召喚獣アクション」という2つスタイルが、FF16バトルの特徴です。バトルが苦手な方も安心してプレーできるサポートも充実していますので、幅広い方が自分に合った遊び方で楽しめるバトルシステムとなっています。 FFらしい重厚なファンタジーストーリーと、奥深いバトルシステムによるシリーズ初の本格アクションRPGをぜひ体感していただきたいです。  国家が油田を巡る争いをしている……という説明は、ゲームをよく知らない人にもわかりやすいですね。そしてFF16は、グラフィックには力を入れ、戦闘にもこだわり、主人公が困難を乗り越えて世界を救う王道のストーリーが展開されるわけです。 ●FFの色合い強く  FFの本編シリーズは、オンラインゲームも含めて遊んでいて、開発者の方々に取材する機会にも恵まれましたから、最新作がどうなのか楽しみにしていました。  実際に遊ぶと、まずアクション要素の強い戦闘システムが新鮮でした。シリーズ存在感が薄くなっていた「召喚獣」の存在が際立ち、シリーズでおなじみのキャラクター名「シド」の使い方も見事で、セーブ画面では懐かしい2等身キャラが登場。今まで以上に過去シリーズを意識したであろう演出が多くあり、FFの色合いを強く感じる作品でした。  そしてストーリーも重厚で、改革者(主人公)が庶民に歓迎されるとは限らないこと、社会的地位の低い奴隷階級「ベアラー」は考えさせられるものがありました。社会への皮肉めいたものがあるのも、FFらしく、パンチが効いていました。  同時に、ゲームのトレンドが「自由度の高さ」にあるので、誰でも分かる一本道RPGが、一部から批判の対象になるとも思いました。一本道RPGにも、広い世界を自由に探索して選択肢の多いオープンワールドタイプRPGにも、それぞれ持ち味はあるのですが、前者は何かと批判されやすいのは確かです。  ちなみに私が実際にプレーを始めると、FFシリーズ未経験の妻が、興味本位で鑑賞。「次の展開はどうなるの?」と質問し、先に進めようとすると「(私が)見たいからちょっと待って」などと言って中断させられたりしました。  主要キャラクターの運命が気になるようで、私が仕事をしていると、妻が「今はFFをやらないの?(←先が気になるから早くゲームを進めろ……という意味)」などと催促されたりしました。そんなに気になるなら、自分で遊んだら?と思うのですが、「見ているのが楽しい」のだそうです(自分で遊ぶ方がもっと楽しいと思うのですが)。  FF16は国家の興亡が描かれ、多くの登場キャラがいますから、固有名詞が多すぎて人によっては理解が難しいこともあるでしょう。しかしそこは親切設計で、いつでも用語の説明が見られたり、後半になると複雑になった世界情勢の解説もあります。次に行く場所も表示されるし、ゲームで迷うことがありませんでした。  一方ネットではいろいろな意見がありますが、強めの批判……特にストーリーについて、理解しづらい、整合性に欠ける、お使いの要素ばかり……という意見を見かけました。戦闘システムアクションの要素が強すぎる……という疑問も目にしました。 ●ネットの感情「ポジティブ」60%台  どのコンテンツでも「全員が絶賛」ということはありえませんが、「肯定」「否定」の比率は気になるもの。そこでFF16は「肯定」「否定」のどちらが多いのか、他の人気コンテンツと比べてどうなのかを調べてみました。  ヤフージャパンサービスリアルタイム検索」(7月30日時点からさかのぼって30日間)で、「FF16」のワードを打ち込んで検索すると、感情「ポジティブ」の割合は、64%台でした。ゲームファンから評価が高いとされるゲームゼルダの伝説』の「ポジティブ」は75%で「さすが」といったところ。そして『ポケモンスリープ』は68%でした。  ゲームではありませんが、現在公開中の宮崎駿監督のアニメ映画君たちはどう生きるか』は、メディアでは「評判は賛否両論」と報じられていますが、「ポジティブ」は87%。人気テレビアニメ推しの子』と『水星の魔女』はそれぞれ67%でした。  大河ドラマどうする家康」は「ポジティブ」が36%ですが、これは従来の徳川家康イメージに捕らわれない意欲作で、視聴者が突っ込みたくなる要素があるからでしょうか。  FF16は、「ポジティブ」が極端に高いわけではないものの、さりとて低いわけでもないのです。要するに、イメージデータは必ずしも合致しないということです。  ゲームに限らず、アニメでも、ストーリーについてはプレーヤー視聴者の「好み」があります。個人がSNSで情報を発信する時代であり、肯定的な意見よりも、批判的な話のほうが面白がられます。「他人の不幸は蜜の味」という感じでしょうか。 ●出荷数で批判できる「からくり」  FF16は、ゲーム内容だけでなく、出荷数でもやりようによっては「売れない」と批判できる面がありました。  PS5本体の世界累計出荷数が約4000万台で、FF16ソフトの出荷数が300万本ならば、所有者の約7.5%が買った計算になります。現時点でこの割合は、ゲームビジネスをある程度理解する人ならば“合格点”を出すでしょうが、あえて無視することもできます。  そして、FF16の出荷数に「ダメ出し」をするのであれば、日本のパッケージソフトの初週出荷数(約33万本=ファミ通調べ)などを取り上げて、それを根拠に「売れなかった」などとすれば良いのです。他にもニンテンドースイッチの人気ゲームと比べて、「パッケージソフトの販売数が少ない」というのもそうですね。  確かに、歴代のFFシリーズにおける日本国内のパッケージソフトの販売数を取り上げていくと、低下傾向にあるのは事実です。しかし、それはダウンロード販売の比率が高まっていることもあり、海外市場が重要になっています。  もちろん日本市場も重要ではありますが、そういっても「最重要」ではなくなりつつあります。にもかかわらず日本市場だけを見て、さらにごく一部のデータパッケージソフトの販売データ)だけをわざわざ抽出して話をする意味があるのか疑問は残ります。  特にFF16は、PS5の独占販売期間(6カ月)の後で、何かの動きがあることが考えられます(何もしないのであれば、経営視点では相当の疑問です)。現時点の「世界出荷数300万本」は想定の範囲内ですし、最大商戦期の年末年始の動きを見て判断したいところです。 ●過去シリーズでも批判 でも売れる  そしてFFシリーズを振り返ると、常に何かしらの批判をされてきた経緯があります。同時に批判を浴びながらも、売れ続けています。本編シリーズ最新作が発表されたらニュースとして話題になり、ヤフーピックスにも採用されます。シリーズ累計出荷数でも、1億8000万本以上という揺るがぬ実績があるのです。  PS2の本体普及を後押しした『FF10』も、キスシーンなどが当時、一部で気持ち悪いなどと批判を浴びました。さらに続編の『FF10-2』も売れたのですが、女性キャラメインで「ギャルゲー」などという意地悪な意見もありました。  オンラインゲームに挑んだ『FF11』も、当時は少なかったパッケージソフトの出荷数が批判されました。同作は、ゲームを遊ぶための月額利用料金がポイントで、企業の収益に長年にわたって寄与するのですが、その点が当時はなかなか理解されなかったのです。  『FF12』も、主人公の影の薄さ、フィールドの大きさが適当でないなどと指摘され、『FF13』もストーリーや世界観が分かりづらいと批判されました。  オンラインゲームの『FF14』は、最初はゲームの完成度が低く、経営陣が会見で陳謝する事態になりました。(その後、ゲームをまるごと作り直して立て直し、ゲーム業界関係者らを驚かせました)。  『FF15』はゲームソフトの開発に手間取って発売がかなり遅れたことも、さらにストーリーもわかりづらいと批判されました。しかし約5年かけて出荷数は1000万本を突破しました。  要するに、やたらと批判はされるが、常に結果を出す(売れる)というのがFFの歴史です。裏返せば、目立つ批判の声は、遊ぶ人が多く「売れるゲームの証」とも言えます。本当にダメで売れないゲームであれば、遊ぶ人が少ないわけで、批判の数も少なく、ネタにもならないからです。  振り返って考えられるのは、FFシリーズは、ゲーマーが気軽に意見をしやすい、言いやすい環境にあるというのは、あるかもしれません。作品はどれも先鋭的で、何かと挑戦的なことをしてきた歴史があります。エッジが立っている作品は、どうしても自分の好みに合わないところが出るわけで、SNSという発信ツールがある以上、意見をしたくなるのは自然の流れなのかもしれません。 ●「批判のための批判」をどうするか  それとは別にSNSで展開される批判について、考える時期に来ているのかもしれません。遊ぶ側は批判も含めて好きに発言しています。そうであるなら、作り手側も、ネットの意見をくみ取るかの選択は自由であり、極端に言えば耳を傾けないこともあっても良いと思うのです。コンテンツ制作は微妙な匙加減が必要とされることですし、後々に評価が変わることもありえるからです。  ゲームソフトはその性質上、実際に発売してみないと売れるかわからない面があるのですが、看板の大作ゲームの開発費は巨額で(数十億円は当たり前)、失敗が許されない事情があります。  そして繰り返しになりますが、どんな人気作も、何かしらの批判があります。人気マンガ鬼滅の刃」の最終回でも、一部から批判がありました。そして大人気の『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』でも、「前作のマップの使いまわし」という指摘もありました。その気になれば、何でも批判できるのです。  FF16は、初心者にも配慮していて、しっかり遊べるゲームでした。ネットの意見も多様で、中には前向きで面白い批評もありますが、残念ながら一部にフォーカスしてあげ足を取ったり、ネット受けを優先するような「批判のための批判」もありました。そうした一部の声が、コンテンツに良い効果を与えるかといえば怪しいでしょう。  来年、FF16が宝塚でミュージカルになることが発表されたように、FF16というコンテンツがより多くの人に触れられ、楽しむ機会が増えればと願っています。 ●書き手:河村 鳴紘(かわむら・めいこう) ゲームアニメマンガなどを主戦場にするフリーランスサブカルライターヤフーオーサー、マンガ大賞選考員。メディア所属時には、決算会見や各発表会に参加し、独自記事なども執筆。20年以上ゲーム業界を中心に取材している。2020年5月、「『ドラゴンクエスト』大ヒット連発なぜ? 30年前の伝説の熱狂」でヤフーニュース個人の記事を顕彰するMVAを受賞した。「文春オンライン」や「Number Web」(ともに文藝春秋社)などでも記事を執筆。静岡放送などでラジオに出演することも。 ヤフーニュース個人:「河村鳴紘のエンタメ考察記」 Twitter:@kawamurameikou note:河村鳴紘
スクウェア・エニックスの人気ゲーム「ファイナルファンタジー16」(出典:同社公式Webサイト)


(出典 news.nicovideo.jp)

ししゃも@燃やしと生年月日格論

ししゃも@燃やしと生年月日格論

腸内細菌が人の感情を決定するという理論に基づけば、ベアラーというのはその腸内細菌環境がいい人ということになる。腸内細菌環境がいいので当然クリスタル、つまりワクチンなどの医療行為を受ける必要もないがそれが必要な人たちからは妬まれるので迫害されているという設定になっているのだろう。マザークリスタルも風土ごとの理想的な腸内細菌環境と捉えればわかりやすく、国際化に伴

名無しさん

名無しさん

ヒットした大作?

adolf200489

adolf200489

グラフィックとサウンド以外、ゲームの中身のレベルが20世紀のままなんだから批判は当然。 一本道ストーリー、誰がプレイしても同一バリエーションに収束するだけの貧弱なゲームシステムとキャラクターメイキング。 この内容の乏しさでフルプライスなんだから馬鹿げてる以外の何物でもないんだよ。 同じ金額で複数のインディーズゲー漁った方が遥かに有意義。

ヒュウガ

ヒュウガ

成功者に対する嫉妬。最近特に増えたよなこういう輩

のぞみ

のぞみ

スクエニのシリーズ、リメイク物なら言葉を選ばずに叩いてもいいみたいな風潮はあまり好きじゃない。

ありすた

ありすた

売れたからって面白いとは限らないし(アタリのETも150万本売れている)

ゲスト

ゲスト

ちょっと暗いだけで普通だけどね。

もっぷ

もっぷ

いつもの事だし買ってるのは解って買ってるファンじゃないの?

ゲスト

ゲスト

出たのすら今知ったんだが

トロニャン

トロニャン

最近、身内から「今時一人でやるゲームとか」て声もあった。まあこれはFF16じゃなくティ〇キンの話題でだが。本来ゲームってのは据え置き機で一人がっつり攻略するもんなんだ。それに限らず課金ガチャだのVRだのやらずに見るだの色々逆風が多い時代だが、老舗は負けずに古き良き青春を守り続けてほしい。多様性は良いが退廃に至るものはダメだ。

榮太郎

榮太郎

FFのナンバリングタイトルで歴代最下位レベルの売り上げでヒットしてるとは??

ゲスト

ゲスト

なんだこれ。結局信者の擁護記事じゃねーか。あとなぜか「FF10-2がギャルゲー」とか他のナンバリング作品の事まで書いてるがそれ実際当時定価で買った俺ですら辟易した事実なんですけど…

ゲスト

ゲスト

・パーティーメンバーが居ない・ジョブが無い・キャラデザが特徴の無い一般人みたいなのしか居ない この辺がひどかった。が、相変わらずグラだけは良い。

sanma

sanma

年末に売れるのは通常でもランクインしてるような優秀なゲームだけなんですよ…

鍋のもと

鍋のもと

ヒットはしてなくない?購入した人が多いだけで話題になってない。自分の知らない所で話題になってるのかな。同じスクエニならパラノマサイトの方が話題に上がるな。

来閏

来閏

まあFF叩けばゲーム通的な雰囲気はあるにはある

シュミセン

シュミセン

世界出荷数で300万はFFブランドとしては弱いのでは? 仮に半数が国内として、ネットの無い時代でもこれくらいは売れてた気がする

名無しさん

名無しさん

たまにタイトル聞いたことないようななろう小説が何1000万部も売れてると宣伝してることがあるけどあれはいったいどういうからくりなんだろうね、出荷数で300万ね・・・

sanseihu

sanseihu

電子書籍の売上との合算じゃない?

memori

memori

王道ファンタジーを求めてただけなのにどうしてこうなった