『ずんだもん』企業勢も“問い合わせナシ”で読み上げやイラストの「無料使用」が可能に。プロゲーマーやVTuberとのコラボ期待 | ニコニコニュース
(画像は東北ずん子プロジェクト公式サイトより) 「東北ずん子プロジェクト」は、ずんだ餅をモチーフとした女の子「東北ずん子」と、その仲間たちのキャラクターを用いたコンテンツを提供する企画だ。 同企画では活動の一環として、キャラクターの音声ライブラリをさまざまなソフトに提供しており、とくに最近では無料で利用できる読み上げソフト『VOICEVOX』のキャラとして収録された同企画の「ずんだもん」が、YouTubeやニコニコ動画などの配信・動画制作で爆発的な盛り上がりを見せている。 SSS合同会社によると、こういった昨今の「ずんだもん」ブームもあり、企業所属のストリーマーから「ずんだもんを配信の読み上げに使ってよいか?」といった問い合わせが増え、同社としてはそういった利用を歓迎していく意向であったため、より利用しやすいよう利用規約を変更することにしたという。
(画像は東北ずん子プロジェクト公式サイトより) また「東北ずん子ガイドライン準拠」を示す(ず・ω・きょ)の記載があるユーザー作成の素材についても、公式のガイドラインに基づいて非商用の範囲であれば立ち絵などが利用可能となる。 たとえば、ユーザー制作のずんだもんの立ち絵のなかでも見かけることの多い、坂本アヒル氏制作の「ずんだもん立ち絵素材」や「四国めたん立ち絵素材」は(ず・ω・きょ)の記載がされているため、配信等で自由に使うことが可能だ。 なお『VOICEVOX』には「東北ずん子プロジェクト」以外のキャラも音声ライブラリとして収録されているが、そういったキャラに関する規約は当然「東北ずん子プロジェクト」とは別のものとなっている。あやまって各キャラの規約を混同して扱わないようには注意したい。 また、今回の規約変更はあくまで「東北ずん子プロジェクト」のキャラクターに関する規約変更であり、これらのキャラクターを使用したソフトウェアの利用については、引き続き各ソフトウェアの規約に準ずる必要がある点には気をつけていきたい。 たとえば、「法人の所属者が配信・動画用途で利用する際には法人向けライセンスの購入が必要」としているソフトウェアがあった場合は、ソフト側の利用規約に変更がない限りは引き続き法人向けライセンスでの利用は必要であり、個人向けライセンスで同じソフトを利用可能になるわけではない。 ただしSSS合同会社によると、株式会社AHSによる読み上げソフト『VOICEPEAK』シリーズの「VOICEPEAK 東北ずん子/ずんだもん」については、「動画配信サービスのライブ配信時のコメント読み上げ用途に限ってなら、企業勢でも手持ちの製品のみで、別途商用ライセンスなどを購入することなく利用可能とする」と同社より返答を得ているとのことだ。
これについてはAHSによるフレキシブルな対応が見られた例外的なパターンといえるだろうが、同製品を手軽に配信に利用したいと考えていた企業勢にとっては嬉しい返答だろう。 「東北ずん子プロジェクト」キャラクターの規約に関する詳細は、同プロジェクトの公式サイトにて公開中だ。 今回の規約変更を受けて、企業・個人を問わず利用しやすくなった「ずんだもん」をはじめとしたキャラクターたち。これにより今後の配信や動画界隈がより盛り上がってゆくことに期待したい。「東北ずん子プロジェクト」公式サイトはこちら『VOICEVOX』公式サイトはこちら
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(出典 news.nicovideo.jp)
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