見た目も味も食感もサーモンそっくりの植物由来のサーモンが完成 | ニコニコニュース
image credit: New School Foods
3年の歳月を費やし独自の技術を開発
植物由来のサーモンの作り方については公表されていない。だがニュー・スクール・フーズ社は、色・風味・脂肪・食感・口当たりをサーモンそっくりにするため、独自の筋繊維(きんせんい)と足場プラットフォームを3年かけて開発したそうだ。 またこれまでの植物由来肉と違い、全工程が非加熱であるとのこと。そのおかげで仕上がりは生のサーモンそのものだし、調理したらしたでやはり本物そっくりになる。
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非加熱製造法のもう1つのメリットは、ほかの産業で使われている機械をそのまま使えることだ。植物由来肉の多くはそれ専用の機械が必要となる。そのせいで大量生産が難しく、値段も高くつく。 だが植物由来サーモンは従来の機械を使えるので、生産を拡大しやすいのだという。なおニュー・スクール・フーズ社は現在、試験用の工場建設を検討しているところだ。 
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環境にやさしい代替サーモン
ニュー・スクール・フーズ社の狙いは、本物に匹敵する美味しさのサーモンを提供することで、鮭の生態系を守ること、飼育の餌による環境汚染を防ぐことだ。 だから植物由来サーモンは、本物以上のヘルシーさを狙った製品ではない。それでも、最近に気になるマイクロプラスチックに汚染されたサーモンを避けることはできるだろう。 References:It Looks, Flakes, And Tastes Like Salmon… But It’s Not From The Sea - DesignTAXI.com / written by hiroching / edited by / parumo『画像・動画、SNSが見られない場合はこちら』

(出典 news.nicovideo.jp)
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