「経験人数が50人くらい増えた」アプリをフル活用する“サブカル男子”の恋愛工学 | ニコニコニュース
そこで、「bizSPA!フレッシュ」で過去に掲載した記事の中から特に反響の大きかった「ゆとりプレイボーイの[スゴい秘密兵器]」にまつわる人気記事を再掲載します(初公開2019年4月18日、情報は掲載当時のものです)。
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中年層からは「草食化」などと評価されるゆとり世代ですが、スマホとネットの普及による、マッチングアプリのカジュアル化で、中年層から見ると異様なほど手軽に男女が出会っています。
今ドキ男子のマッチングアプリ活用術
神戸さんがランダム表示のマッチングアプリ「Tinder」を始めたのは1年ほど前から。最初は面白おかしくマッチングやメッセージを楽しんでいたものの、良いなと思った子とマッチしなかったりして、「すぐに飽きてしまったのだ」と言います。「マッチングアプリによる恋活は、すぐ面倒になってしまってやる気が失せてしまいましたが……数行の紹介文と1枚目のアイコンで、相手への興味を左右しているこの状態については、めちゃめちゃ面白いな、と思っていました。
そこで、マッチングアプリでPDCA[Plan(計画)、Do(実行)、Check(評価)、Action(改善)]を回してみることにしたんです。毎週アイコンのトップや自己紹介を変え、自分の何が一番需要にあっているのか、自分のタイプの女子にはどう見せるべきなのか、考えてみたいと思ったんです」
アイコンと紹介文を何度も変えて検証

まるで、マッチングアプリを使った恋愛工学。神戸さんはこれで本当に、女性の需要をつかむことに成功したのでしょうか?
「具体的に実施したのは、アイコンの順番や写真に写る自分の服装、紹介文のトーンなどを、数週間ごとに変えてみることです。これでどのくらいマッチ数が変わるか、マッチする女性のタイプが変わるのかを検証しました」
マッチングアプリでモテ率も上昇

「その後のメッセージも、マッチした時の自分のブランディングに合わせて、カジュアルめにしたり丁寧にしたり、いろいろやってみたところ、ある傾向が見出せたんです。
自分はこれまでサブカル風な女の子がタイプで、サブカル風なプロフィールを意識していましたが……“仕事のできる男”風のプロフィールに変えた時のほうが、全体のマッチング数も増え、自分がタイプな女性ともマッチするようになりました」
神戸さんはこうして、自身のタイプの女性とのマッチング率を上げ、その上さらなる恩恵を受けたんだとか。
「PDCAを回しているうちに、実は自分はけっこう若い女子大生や、在日の外国人にモテるということにも気がつきました」
マッチングアプリでモテ率も上昇
「自分は今まで年下の女の子は恋愛対象外だったけど、会ってみないとわからないし、会話もPDCAしてみたくなったりして、いろんな女の子と出会ってたんですよ。そしたら……経験人数が50人くらい増えたんです(笑)。今まで意味不明と思っていた、“関係を持つと好きになっちゃう女の子の心理”もやっと理解できました」神戸さんいわく、「タダでできるマッチングアプリほど安く正確性のある自己分析ツールは他にない」そうです。
意外と自分を見つめなおせる恋活。アプリを通して自分を見つめ直すことで、恋愛的な魅力も見直せるおまけ付き。モテないと嘆いている男子諸君、これは真似しない手はないかも……!?
― 特集・ゆとりプレイボーイの[スゴい秘密兵器] ―
<取材・文/ミクニシオリ イラスト/パウロタスク(@paultaskart)>
【ミクニシオリ】
1992年生まれ・フリーライター。広告業界で絵に書いたような体育会系営業を経験後、2017年からライター・編集として独立。週刊誌やWEBメディアに恋愛考察記事を中心に寄稿。Twitterでは恋愛・人生相談にも回答しています Twitter:@oohrin
(出典 news.nicovideo.jp)
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