生卵を電子レンジに入れてあたためるとどうなるかを実験した動画が衝撃的です。食材も調理器具も手軽であるがゆえに、取り扱いには要注意です。 【動画】激しく爆発する生卵YouTubeチャンネルPhoto Owl Time Lapseさんが公開したのは、生卵を電子レンジであたためる実験動画。電子レンジの中で撮影することで、熱が加えられて変化していく卵の様子がよく分かります。 電子レンジが作動すると、殻の表面に、少しずつ水滴が。まるでサウナに入った人が汗をかいているかのようです。卵の全体に水滴が出てきてしばらくすると、卵は勢いよく爆発。殻は粉々になり、白身と黄身は、庫内にまき散らされてしまいました。 卵が爆発するのは構造が理由です。電子レンジでの加熱は内側から加熱されていくため、最初に沸騰するのは中心部の黄身。黄身は白身と殻に包まれているため、外気と比べて気圧が高くなり、沸点はさらに上昇します。熱が加わった黄身は膨張して白身と殻を押し破りますが、外気に触れた瞬間に減圧。同時に沸点は下がり、黄身の水分が一気に蒸発するため、水蒸気爆発が起こるとされています。 電子レンジと卵という身近なものだからこそ、取り扱いには注意が必要です。卵を殻から容器に出してレンジ加熱する場合も、黄身に穴をあけるなどして爆発を避けるようにしましょう。 画像引用:Photo Owl Time Lapse 参考:たまごをレンジで調理するのが危険な理由|藤野屋 まるでサウナで汗だくの肌のようですが、やがて……?
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