グリーンランドの氷が異例の速さで溶け始めた! | ニコニコニュース


 グリーンランドの氷床が「驚くほど広範囲に、しかも想像以上のスピードで溶け始めている」とのニュースが先週から話題になっている。JBpressですべての写真や図表を見る  わずか3日間で180億トンの氷が融解して北大西洋に流れ出たというのだ。  衛星写真を眺めると、グリーンランドの海岸付近に融解池が点在するのが確認できる。  米国立雪氷データセンターテッドスキャンボス上級研究員によると、ほとんどの融解はグリーンランド北部で起きており、「180億トンという数字はウェストバージニア州を厚さ30センチで覆うことができる水量」だという。  氷床が溶け出すと直接的には海面の上昇や洪水の発生を誘発することになるばかりか、高潮や海岸浸食など、市民生活に深刻な被害を及ぼす可能性がある。  仮にグリーンランドの氷がすべて溶けると、海面がいまより約7.5メートル上昇すると言われている。  氷床が溶け出している原因はいくつかあるが、最近の融解理由はグリーンランド上空に高気圧が張り出したことで、広範囲にわたって融解現象が起きたとされる。  特に先週の3日間は、平年よりも気温が6度ほど高く、摂氏15度を超えたところもあった。   1980年代から90年代にかけて、グリーンランドではこうした融解が起きることはほとんどなかったが、2010年以降、融解が進むことが多くなった。  例えば2012年と19年の両年は史上最大といわれるほどの融解が発生した。  特に2019年は春から気温が上がり、夏が酷暑となったため、5320億トンの水が海に流れ出た。そのため、世界海洋の水位が2ミリ上昇したといわれる。  2ミリというのは微細な数値だが、全世界の海洋である点を考慮すると甚大である。  今年はまだ7月中ということもあり、両年ほどの融解は起きていないが、8月、9月も温暖な日が続けば、途方もない水量が海に流れ出る可能性があると専門家はみている。  別の理由は人類が化石燃料を燃やし続けてきたというものだ。  これは考えようによっては、自然が人類に警告を発しているとも受け取れる。  2020年9月の学術誌「ネイチャー」には、「地球の温暖化を過去1万2000年という単位で眺めた場合、最近の変動は過去に例がないほど特異である」という論文が掲載された。  執筆者はニューヨーク州立大学バッファロー校の雪氷学者、ジェイソンブライナー氏で、「過去40年間、北極の温暖化の影響により、グリーンランドの氷床が加速度的に融解している」という内容だ。  今のように人類が石油、石炭、天然ガスなどの化石燃料を燃やし続けた場合、今世紀中に約21兆トンの氷が溶ける可能性があると指摘している。  これは過去1万2000年で最も融解が速かった時の、約4倍の速度であるという。  学者の中には、この推測は悲観的なものであると述べる人もいるし、「学究的にこの傾向を捉えるためには数千年分の氷床の記録が必要になる」と述べる人もいる。  前出のテッドスキャンボス氏の研究によると、過去の記録、現在の測定、そして将来の予測を含めて将来をモデル化した場合、グリーンランドの氷は1000年以内に消失するかもしれないという。  そして同氏はこう述べる。 「『これまでも地球は常に変化し続けてきた』というのが気候変動の常でしたが、それ以上に『いまのようなペースで変化したことはない』ということも言えるのです」  温室効果ガスの排出量が多ければ多いほど、グリーンランドの氷床が脆弱になることは疑いようがないようだ。  科学者のなかにはグリーンランドの氷床はもう元に戻れないレベルまで融解してしまったとみる人たちもいる。  地球温暖化を食い止める努力をしても、最終的に融解を止めることはできないというのだ。  気候変動が始まる前は、グリーンランドの気温が摂氏0度近くまで上昇することは本当に稀だった。  しかし1980年以降、この地域の気温は10年ごとに摂氏2.7度ずつ上がっているという。  コペンハーゲン大学ニールス・ボーア研究所のアスラック・グリンステッド氏は最近、収集した「氷床コア(氷の試料)」を輸送するために、飛行機を同地に着陸させようとした。  だが着陸地点の氷が溶けて軟化してかなわなかった。 「スキーを装着した飛行機でしたが、着陸するには気温が高すぎました。ですから氷床コアは、暑さから守るために雪で作成した人工洞窟に保管しました」  グリンステッド氏はグリーンランドの調査地の気温について、「これほど高くなるのは、明らか地球温暖化と関係しています」と述べ、研究者たちは現地で、短パンバレーボールをしたと言及している。  ここに一つの仮説がある。  2050年までに人類が化石燃料を燃やすことをやめれば、海洋に面した地球上の都市の壊滅的な被害は食い止められるというものだ。  ミシガン大学のフアンコール氏は「大気中の二酸化炭素は結局、海に流れ込むのです。その結果、海は酸性に傾き、多くの海洋生物が死滅することになります」と説明する。  同氏によると、1880年以来、世界の平均海面水位は24センチも上昇しており、多くの沿岸地域は狭まってきているという。  マイアミビーチなどは1990年と比較しても30センチも高くなっている。  さらにメイン州などでは沿岸部の洪水警報が増加してもいる。気象学者のドニー・ドゥモント氏は言う。 「海岸は毎年、数ミリずつ上昇しており、10年間積み重ねることで以前よりも洪水が多くなる結果になっている」  アフリカガーナでは大西洋がすでに1.5メートルも内陸に押し寄せており、今後、沿岸集落に多大な影響が出るとみられている。  二酸化炭素の排出量を本当にゼロにできればいいのだが、現実的には無理なため、少しでも一人ひとりが日々の生活のなかで努力していくことが求められる。  例えば、一般家庭での二酸化炭素排出量の内訳をみると、照明・家電製品が32%で最も多く、次いで自動車(23%)、暖房(15%)、給湯(15%)と続いており、以上4項目だけで85%に達している。 「小さな努力」ではあるが、各々が地球温暖化防止を意識することが必要だろう。 [もっと知りたい!続けてお読みください →]  米国のバイデン大統領、1期4年限りで勇退か [関連記事] トランプ氏、8月2日に大統領選正式立候補宣言か アフリカ諸国はなぜウクライナを支援しようとしないのか
グリーンランドの氷が過去に例のない速さで溶け始めている


(出典 news.nicovideo.jp)

R58 R58

排出量ゼロとかwスマホや電気自動車バンバン作ってる時点で無理やろ。それに人類の活動が原因っていう結果ありきで話進めてるのって陰謀論の形そのものでは?環境変化に応じて活動内容を変える試みの方が今は重要では?今更何を止められると?つかグリーンランド買うって元大統領がいってなかったっけ。北極海は米NATOと露軍がバチバチだしそっちのが怖いけどな。

にゃんこ(`・ω・)ゝ にゃんこ(`・ω・)ゝ

グリーンランドが本来の姿に戻ろうとしている

ゲスト ゲスト

原子力発電をもっと活用できていたなら、温暖化問題や燃料高騰問題など多くの問題がはるかに緩和されていただろうに。

けいむたんP けいむたんP

困ったことに山間部に移動するか、海面に住むかの方法が取られるのも時間の問題だね。それに土地が無くなる影響から食料の問題も大きくなるね(汗

hari hari

世界のCO排出量の年次推移表を見てきたけど、2010年以降劇的に氷が解けているのであれば一目瞭然で中国さんのせいで草が生えた。

taku417 taku417

いつだったかどっかの記事で「溶ける量は過去最大だが、新たにできる氷の量も過去最大」って話を読んだ気がするけどな。

ゲスト ゲスト

まあとりあえずロシアが油と火薬を無駄遣いするのをやめない限りは世界的な努力もたいして効果はないだろ

ゲスト ゲスト

そのうち凍土が溶けて継戦不能になる未来

NO EMPTY NO EMPTY

海面上昇の他に、氷の中に封じられていた未知のウイルスが広がる危険性もある

BCTA BCTA

稲作地帯が北上すると思うとわくわくするな

Ry Ry

億年単位でみると地球は今氷河期だ。つまりグリーンランドの氷が無い時代も当然あった。何を騒いでるのか分からない。

ナガオカさん ナガオカさん

エスキモー「マジで居住地を損ねてます!」

vippo vippo

手遅れにならないと人は動かないからな。正常性バイアスだったか。